“競輪界のレジェンド”56歳神山雄一郎がビッグレースに帰ってきた!「本当に自分が出るべきか迷った」/G2共同通信社杯競輪
宇都宮競輪「大阪・関西万博協賛 第40回共同通信社杯競輪(G2)」が13日に初日を開催する。一次予選4Rを走る神山雄一郎(56歳・栃木=61期)に話を聞いた。 GIを17V、GIIを8Vと燦燦と輝く偉大な実績を遺し今なお最前線で戦い続ける正真正銘のレジェンド・神山雄一郎が大舞台に帰ってきた。今回は主催者推薦による特別枠での出場で、2022年西武園オールスター競輪以来のビッグ参戦となる。 「もう縁のないレースと思っていたしビックリ。それに今のビッグとの力の違いもあるし本当に自分が出るべきか、と迷いましたね。でも選んでもらったからには少しでも頑張ろうと気持ちが入りました」と戸惑いもあったが、せっかくの地元開催とあって出場を決意した。 直前は立川FIを1本欠場し、念入りに体を仕上げてきた。 「その前の京王閣の状態を踏まえ体調的な部分もあったので(欠場しました)。(立川は山口健治杯だったため)健治さんにも連絡を入れて、今回へ向けて準備をしてきました。京王閣のときよりは違うと自分では思っています」と現状を受け入れ、今できることはすべてやってきた。 「さすがに昔みたいにはいかないしゴール前まで踏み切ってゴールがしたい。その辺が目標ですね。一流選手との差を埋めるのはきついけど、手応えを感じてゴールしたい」と、当地では2002年にVもある思い入れ深い当大会に全身全霊の思いで挑む。(netkeirin特派員)