箱根駅伝予選会トップ通過の立教大 林虎大朗「最後は2区を走りたい」新指揮官は「予言者」
プーマは11月25日、駅伝やマラソンが本格化するシーズンに向けた「EKIDEN GLOW PACK」を発売するにあたり、トークセッションに来年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する立教大の髙林祐介監督と林虎大朗、稲塚大祐、山口史朗の3選手が登壇。その後、3選手が取材に応じた。 プーマが「EKIDEN GLOW PACK」を11月末に発売 イベント登壇の立教大・髙林祐介監督「現役時代に欲しかったシューズ」 10月の箱根駅伝予選会をトップ通過した立教大。さらに、11月3日の全日本大学駅伝では初出場で初シード権獲得となる7位に入るなど勢いに乗っている。 箱根駅伝を前にここまでを振り返り、稲塚は「夏はあまり調子が良くなかったですが、今は右肩上がりできています」と言う。林は「ケガもなく順調に練習も消化できています」とし、「箱根駅伝予選会、全日本の疲労をうまくさばくのが大事なる」。全日本で6区区間5位と健闘した山口は「さすがに疲労もあって少し調子を落としましたが、今の流れで行ければ大丈夫」と語った。 シード権を狙う中で、先日のMARCH対抗戦ではライバル校たちが好記録を連発し、「怖さも感じた」(稲塚)が、3人とも「トラックとロードは別物。箱根駅伝は持ちタイム通りにならないので焦りはありません」と口をそろえる。 選手として、そしてコーチとしても駒大で豊富な経験を積んでいる髙林監督が今年就任。林は「髙林さんは“予言者”だと思っています。設定タイムなど、髙林さんを信じれば何でも有言実行になるんじゃないかと確信しています。監督を信じてやっていくだけ」と厚い信頼を置く。 今回、発表された「EKIDEN GLOW PACK」はレーシングモデルを含む5モデル。カラーリングには白ベースに「ピュア グロー」が採用され、夜明け前の薄暗さから輝く未来を表現したグラデーションとなっている。 3選手とも、普段からいろいろなタイプのシューズを用途によって履き分けているそうで、稲塚は「テンポ良く走りたい時はディヴェイト ニトロ エリート 3を使います」、林は「スピードを出す時はファストアール ニトロ エリート 2を履いています」。カーボン入り以外のシューズで脚作りするようで、山口は「30km走もジョグシューズですることで、きついですが力がついている感じがします」と話す。 箱根駅伝でのシード獲得に向けて、林は「この40日間でできることは限られていますが、特別なことをする必要はないと思っています。体調不良にだけ気をつけてやっていきます」とし、「一番盛り上がるのは往路。最後なので2区を希望します」とエース区間に名乗りを上げた。 「EKIDEN GLOW PACK」は11月25日に一部店舗で予約開始、29日から一般販売される。
月陸編集部