羽出山の新十両昇進が決定!足立新田高から3人目の関取誕生 木竜皇は2場所ぶりの再十両
日本相撲協会は27日、福岡国際センターでで初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、羽出山(25=玉ノ井部屋)の新十両昇進と木竜皇(22=立浪部屋)の再十両昇進が決まったと発表した。 【画像あり】“だが断る” 個性的な化粧まわしが話題に! 羽出山は秋場所で幕下優勝を果たし、自己最高位の西幕下筆頭で迎えた九州場所は5勝2敗。1メートル93の長身で、長い腕を生かした突き押しやいなしを武器に力をつけてきた。 東京都東村山市出身の羽出山は、立川練成館―足立新田高―東洋大でアマチュア時代から活躍。全日本選手権8強の実績を持って三段目最下位格付け出しで2022年春場所初土俵。1年で幕下上位へ番付を上げてからは少し苦戦したが、秋場所の幕下優勝をきっかけに関取昇進への意識を強め、見事に一発でチャンスをものにした。 玉ノ井部屋からは、東洋大の先輩でもある東白龍以来4年ぶりの関取誕生。東洋大からは2021年九州場所の朝乃若以来。東京・足立新田高からは千代大龍、栃丸に続いて3人目。立川練成館道場出身では千代桜、北勝富士、紫雷、日翔志に続いて5人目の新十両昇進となった。 1999年度生まれの“角界黄金世代”の一人。アマチュア時代からしのぎを削った同学年ライバルでは豊昇龍(現大関)、琴勝峰(現幕内)、王鵬(現幕内)、狼雅(現幕内)、川副(現幕下)、白熊(現十両)、尊富士(現幕内)、栃大海(現十両)、風賢央(現幕下)、嘉陽(現十両)に続いて11人目の関取誕生となった。 ◇羽出山 将(はつやま・しょう)1999年(平11)11月5日生まれ、東京都東村山市出身の24歳。立川練成館で小6から相撲を始め、東村山四中3年時に関東大会準優勝。東京・足立新田高2年時に全国高校総体3位。3年時に全国高校金沢大会優勝。東洋大2年時に全国学生選手権8強、全日本選手権8強。3年時に全日本選手権8強。4年時に東日本学生選手権3位。玉ノ井部屋に入門し、三段目最下位格付け出しで2022年春場所初土俵。24年秋場所で幕下優勝。身長1メートル93、体重141キロ。