柯文哲被告の保釈を決定 勾留から114日目=台北地裁/台湾
(台北中央社)台湾台北地方裁判所(地裁)は27日、収賄罪などで起訴された第2野党・民衆党主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)被告について、保釈金3000万台湾元(約1億4000万円)で柯被告の保釈を認める決定を出した。柯被告は住居と海外への渡航が制限される。 9月5日の勾留決定から114日目で身柄の拘束が解かれることとなった。 柯被告は台北市長在任中、商業施設の建設を巡って事業者に便宜を図った見返りに賄賂を受け取った他、総統選期間中に政治献金を横領したなどとして、収賄や政治献金横領の罪などで26日、台湾台北地方検察署(地検)に起訴された。 (林長順/編集:名切千絵)