大谷翔平、Dバックス戦に「2番・DH」で先発出場 50試合出場時点で5人目の快挙なるか
◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(22日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠地・Dバックス戦に「2番・DH」で先発出場する。 前日21日(同22日)の同戦では4回先頭で左翼線二塁打を放つと、今季初の三盗を仕掛けた。今季12個目の盗塁成功。昨季ゴールドグラブ賞に輝いた捕手・モレノの悪送球も誘い、一人だけの力で生還した。スライディングした際に今季から採用され、選手から不評の“透ける”ユニホームの左膝部分が破れるほどの激走だった。 3点を追う6回1死三塁では右前適時打。メジャー最多の今季22度目のマルチ安打とすると、すかさず二盗を決めた。開幕から成功率100%。13本塁打、13盗塁で、ともにシーズン換算「41」ペースだ。51試合(欠場2)を終え、3割、30本塁打、30盗塁の「トリプル3」はもちろん、史上6人目の「40―40」を視界に捉えている。 大谷はここまで49試合で打率3割5分6厘、13本塁打、34打点、13盗塁。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、シーズン最初の50試合で打率3割5分、10本塁打、10盗塁以上は1900年以降で1958年のウィリー・メイズ(4割2分4厘、14本、10盗塁)、1997年のラリー・ウォーカー(4割1分5厘、15本、11盗塁)、2005年のブライアン・ロバーツ(3割6分8厘、11本、13盗塁)、2018年のムーキー・ベッツ(3割5分2厘、18本、13盗塁)の4人だけしかいないといい、13連戦の最終戦でまた新たな快挙に挑む。
報知新聞社