初心者にもおすすめのハイキングスポット5選 必要な道具や服装も紹介
(5)筑波山(標高877m):茨城県つくば市 筑波山は日本百名山の一つであり、なかでも最も標高が低い山です。山頂が二つあり、男体山が871m、女体山が877m。それぞれの山頂へ向かうコースや山頂を周回するコース、二つの頂を結ぶコースなど多くのコースがあり、さまざまなレベルのハイカーに愛されています。 また、山麓(さんろく)から男体山へはケーブルカー、女体山へはロープウェーが設置されているので、高尾山などと同様に、体力に応じて交通機関と組み合わせたハイキングも楽しめます。 周辺に山がない独立峰なので、山頂から360度のパノラマが楽しめ、条件がよければ茫洋(ぼうよう)と広がる都心の向こうに富士山を遠望することができます。 ■所要時間 上り約90分/下り約70分(筑波山神社から男体山山頂までの御幸ヶ原コースの場合) ■歩行距離 約2km(筑波山神社から男体山山頂までの片道) ■アクセス つくばエクスプレス「つくば駅」からシャトルバスに乗り「筑波山神社入口」下車(御幸ヶ原コースの場合) 駐車場有り
5.心と体に効くハイキングを
自然のなかを歩くハイキングは、無理なく続けられる運動としてよいだけでなく、精神に安らぎを与えてくれる時間になります。ハイキングを目的に行動範囲が広がり、同時に日本の自然や文化を再認識するよい機会となります。特に中高年世代にはおすすめのアクティビティ。ぜひ始めてみてはいかがでしょう。 (編集者・旅行ジャーナリスト 永岡邦彦、編集協力:スタジオユリグラフ 中村里歩)