初心者にもおすすめのハイキングスポット5選 必要な道具や服装も紹介
(3)金時山(標高1213m):神奈川県足柄市 金時山(きんときやま)は、箱根山外輪山の一つです。周辺で一番標高が高いため、天気のよい日は雄大な富士山のパノラマが楽しめます。特別危険な箇所はありませんが、急な上りや階段も多いので、何度か山を歩いて少し経験を積んでからチャレンジするとよいでしょう。 登山口から山頂までの標高差は約500m。それなりに体力を使いますが、ゆっくり、ゆっくり上れば大丈夫。山頂までの往復になるので、後半は体力が落ちてきます。ケガをする可能性も高まりますので、下りもゆっくり慎重に。 ルート上の眺望はあまりありませんが、開けた山頂にたどり着いたときには、すばらしい景色と達成感に、苦労が報われた思いがするでしょう。 ■所要時間 約3時間(登山口から山頂までの往復。頂上での滞在時間は含みません) ■歩行距離 4.6km(登山口から山頂の往復) ■アクセス JR「御殿場駅」、もしくは小田急線「箱根湯本駅」発の「箱根登山バス」に乗り「金時登山口」下車 駐車場有り
(4)日和田山(標高305m):埼玉県日高市 地形図で埼玉県を見ると、だいたい西側1/3が山地で東2/3が平野です。日和田山はちょうど山が始まる場所にあるため、標高300mほどの低山でありながら、山頂からは東側に広がる関東平野のすばらしい眺めが楽しめます。 山麓(さんろく)では、春には菜の花や桜、秋にはコスモスが咲きます。近くの巾着田は、秋には500万本の彼岸花が咲く人気スポット。山頂の風景だけでなく、花々も楽しめるハイキングコースです。 山頂までの標高差は200mほどですが、緩やかな道を上る「女坂」と歩き応えがある「男坂」の2通りの道があります。ゴールは同じですが、初心者は女坂を歩いたほうがよいでしょう。 ■所要時間 約1時間40分(登山口から山頂までの往復。頂上での滞在時間は含みません) ■歩行距離 約2km(登山口から山頂の往復) ■アクセス 西武池袋線「高麗駅」から徒歩約25分 駐車場有り