【特集】「フィギュアと大学生活の両立を」2026年ミラノ・コルティナ五輪で飛躍誓う~吉田陽菜(読売テレビ「あすリート」)
■同志社大学入学式での誓い
4月1日、桜のつぼみが膨らみ始めた中で行われた、京都・同志社大学の入学式。晴れやかな表情で、フィギュアスケートの吉田陽菜選手(木下アカデミー所属)が出席しました。 美人Vリーガーの挑戦 涙は生まれ変わるためのもの ~久光スプリングス 石井優希~ 吉田選手が入学したのは、グローバル地域文化学部、ヨーロッパコースだといいます。「アメリカコースと迷った部分はあるんですけど。試合でヨーロッパに行くことは何回かあって、すごいヨーロッパの雰囲気だったりが好きだったのもあったり」と語る瞳には、新しい環境への期待と不安が入り混じっていました。
■大学生活への期待「たくさん友達を作ってもっと世界を広げていきたい」
大学に入学した心境を吉田選手は、はにかみながら答えてくれました。 (吉田)「すごく楽しみな気持ちが大きくて、まだまだ想像できないことも多いので、 今後どういう生活になるのかなって思います。やっぱり新しい人間関係とか、いつもはスケートの友達といることがほとんどなので、たくさん友達を作って、もっと世界を広げていきたいなと思います。」 新たな生活に膨らむ夢。やりたいことについて聞かれると…。 (吉田)「いろいろ旅行とか遊んだりはしたいんですけど、スケートの友達とかとは話せない、自分が知らない世界の話をしたいです。」
■「いつも練習している選手のみんなで楽しく思い出に残るアイスショーにしたい」
新生活が始まる4月を迎え、競技生活も充実している様子。吉田選手は4月20・21日に宇治市で行われるアイスショー「Bloom On Ice」に出演予定です。木下アカデミーの所属する選手たちが、慣れ親しんでいるリンクで行うショーに吉田選手の想いは…。 (吉田)「毎年いつも練習している宇治のリンクでやるアイスショーなので、みんないつも練習している木下アカデミーの選手のみんなで、楽しく思い出に残るアイスショーにしたいなと思います。」
■「一番大きな目標は2年度のオリンピック」ミラノ・コルティナの地で飛躍を誓う
3月下旬にカナダで行われたフィギュアスケートの世界選手権。吉田選手は8位入賞という結果でしたが、収穫と課題を感じたようです。 (吉田)「初めて世界選手権に出場して、まだ経験は全然足りないなって思ったんですけど、今シーズンたくさんの経験をさせていただいて。今後に生きる経験だったと思うので生かして、もっともっと成長したいなと思います。」 新たなスタートを切った18歳。見すえるのは2年後の大舞台です。 (吉田)「一番大きな目標は2年後(2026年の)のミラノ・コルティナオリンピックなので、まだまだ届かない位置にいると思うので、1試合1試合を大切にしていきたいです」 目指す大舞台は2年後。持ち前の笑顔と共に、目標達成への道のりに挑み続けます。 (読売テレビ「あすリート」)