WHITE SCORPION 1年前より成長した私たち見せられる 7日にデビュー1周年
秋元康氏プロデュースの11人組ガールズグループ・WHITE SCORPIONが7日にデビュー1周年を迎え、同日に6thデジタルシングル「I do love you!」をリリースし、「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE 追撃。」(竹芝ニューピアホール)を開催する。メンバーのALLY(24)、CHOCO(17)、HANNA(15)が「1年前よりも成長した私たちを見せられる」と意気込みを語った。 グループを代表して3人が1周年への思いを明かした。最年長のALLYは「感慨深い」と語り、シングル5作でセンターを務めたHANNAは「1年前よりもパワーアップした成長した私たちを見せられる」と誓った。 7日は6thデジタルシングルもリリースされる。これまでのシングルではクールな表情を見せることが多かったWHITE SCORPIONだが、最新作は初めて王道アイドルソングに近い楽曲となった。HANNAは「10代にも何か伝わりやすい歌詞、曲調」といい、「レコーディングでも初めて笑顔で歌うことができた。MVも終始ずっと笑っていた」と新たな一面が披露される。 それでも、“らしさ”は残る楽曲だという。CHOCOは「曲のサビだけを聞いたら、アイドルソングだってなる。でも振りを込みで見たら、やっぱりWHITE SCORPIONの曲だとなるパフォーマンス」と7日の初披露に期待を膨らませた。 結成1周年だった9月8日には初のワンマンライブを行った。ただ、会場は300人規模と決して満足はしていなかった。CHOCOは「現実を突きつけられた」と受け止め、「会場を決める段階で運営の方とも話した。でも、私たちが大きな会場を埋められますって誰も言えなかった。自信がなかった。もっと力つけて大きくなっていたかった」と悔しさも味わった1年だった。 ただ、グループとしての成熟は進んでいることも実感できている。結成当初と比べ、CHOCOは「レッスンでも『そこはちょっと違うんじゃない』とか言い合えるようになった。誰も遠慮がなくなった」と明かす。HANNAは「より一体感が出ている」と関係性の深まりに手応えを得ており、2年目には「全国のZeppでツアーをしたい」と目標を掲げた。 「IDOL3.0 PROJECTオーディション」で不合格となり、WHITE SCORPIONに入ることができなかったメンバーで構成される“妹分”Rain Treeのデビューも決まった。ALLYは「追われる立場というのは自覚している。私たちには私たちのよさが絶対にあると思うので負けたくない」と決意。ライバルの存在も力にデビュー1周年の舞台で大きくなった姿を示す。