ヒートとの第4戦で離脱したポルジンギス[写真]=Getty Images

　ボストン・セルティックスは、レギュラーシーズンでリーグベストの64勝18敗を残し、イースタン・カンファレンス第1シードで「NBAプレーオフ2024」へ臨み、マイアミ・ヒートとのファーストラウンドを4勝1敗で突破した。 　このシリーズではジェイレン・ブラウンが平均22.8得点7.0リバウンド2.2アシスト、デリック・ホワイトが同22.4得点3.6リバウンド3.2アシスト1.0ブロック、ジェイソン・テイタムが同21.8得点10.4リバウンド5.4アシストと、3選手が平均20.0得点超えをマーク。 　その一方、レギュラーシーズンでチーム3位の平均20.1得点に7.2リバウンド2.0アシスト1.9ブロックを誇ったクリスタプス・ポルジンギスは同12.3得点5.0リバウンド1.8アシスト1.3スティール1.5ブロックこそ残すも、得点面では不発に終わっていた。 　しかも、ポルジンギスは第4戦で右ふくらはぎを負傷し、第5戦を欠場していた。アキレス腱負傷という最悪の事態こそ回避できたものの、復帰時期が不透明となっている。 　『TNT』のインサイド・リポーターを務めるクリス・ヘインズ記者によると、ポルジンギスは次のシリーズで全休する見込みで、セルティックスがカンファレンス・ファイナル進出を飾れば、復帰できる望みがあると報じている。 　5月6日（現地時間5日、日付は以下同）。オーランド・マジックとクリーブランド・キャバリアーズによるシリーズ第7戦が行われ、106－94でキャブズが制したことで、セルティックスは8日からカンファレンス・セミファイナルへ臨む。 　レギュラーシーズン中の対戦戦績ではセルティックスの2勝1敗。ただ、セルティックスはポルジンギスが不在、キャブズは守護神ジャレット・アレンが肋骨を痛めて3戦連続で欠場している。 　セルティックスはヒートとの第5戦と同様にアル・ホーフォード、キャブズはアイザック・オコロを先発に据えてシリーズを迎えることになりそうだ。