押切蓮介&白石晃士による不穏な『サユリ』本編映像が公開…杉田智和、ファイルーズあい、松原タニシらからの大絶賛コメントも
原作が押切蓮介、監督に白石晃士のホラー映画『サユリ』(8月23日公開)。劇中の不穏な空気を感じさせる本編映像が解禁となったほか、各界を代表するホラーファンからの大絶賛コメントも到着した。 【写真を見る】家族を奪われた則雄とばあちゃんの復讐劇に期待高まる『サユリ』本予告 累計20万部を突破し、“異能”押切蓮介のホラー表現到達点と呼ばれるホラー漫画「サユリ」は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。原作者の押切にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品だ。監督の白石は、大ヒットホラー『貞子vs伽椰子』(16)や、松坂桃李主演のサスペンススリラー『不能犯』(18)など、幽霊、呪い、オカルト、モキュメンタリーなど様々なジャンルのホラー作品を数多く手掛けてきた、まさに“ホラーを知り尽くした映画監督”といえる。 今回解禁された本編映像は、深夜、家族全員が寝静まるなか、「兄ちゃん、トイレ行きたい」と目を覚ます弟の俊(猪股怜生)の姿から始まる。深い眠りにつき起きない兄の則雄(南出凌嘉)に痺れを切らし一人でトイレへ向かうさなか、不穏な空気となにかの気配を感じて足を止める俊。するとその気配の先にいたのは、自室で寝ていたはずの姉、径子だった。 「お姉ちゃん?」と声をかけながら近寄る俊だが、径子からの返答はなく、魂を抜かれたような表情で一点を見つめる姿に不穏な様子が伺える。そして径子が俊の頭を撫でるかのように手を伸ばし…。径子を演じる森田想の怪演にも要注目の映像となっている。 そんな本作に、声優の杉田智和にファイルーズあい、野水伊織、ロックバンド「THE BAWDIES」のドラムスとして活躍するMARCY、アイドルグループ「≠ME」の河口夏音、事故物件サイト運営者の大島てる、事故物件住みます芸人の松原タニシ、映画情報を配信するYouTubeチャンネル「シネマンション」のメンバー、ジャガモンド斉藤、あんこ、RaMu、ホラーゲームクリエイターのChilla’s Art、映画インフルエンサーの人間食べ食べカエルら、各界のホラーファンたちからのコメントが到着した。 ホラーを愛する者たちからの様々なコメントに本作への期待もますます高まるばかり! ■<コメント> ●杉田智和(声優) 「目覚めろ、祖母魂!シンプルにこんな感想。原作に忠実な映像化に白石監督味が満載。個人的には大満足だけど人に勧められない。それでいい」 ●ファイルーズあい(声優) 「こんなにも感情の高低差の激しい和ホラーはまさに前代未聞!!生命力に溢れすぎている主人公サイドVS怨霊という構図があまりにも痛快で、いままで和ホラーに感じていた理不尽さを全て一蹴してくれる爽快感がたまらない。家の吹き抜け構造を上手く利用した恐怖の見せ方も素晴らしい!観ているだけで元気溌剌!活力満々!にさせてくれる作品です!」 ●野水伊織(映画感想屋声優) 「口裂け女を車で轢いちゃう白石晃士メソッド。霊を殴って除霊するヒロインを生んだ押切蓮介イズム。この2人の相性、最高以外あるわけない!まとわりつくような怖さが最高、原作通りの“あの人”も最高、白石監督ならではのサービスも最高。一粒で二度美味しいを地で行く面白さ!サユリの恐ろしさに震えた後は、ステーキでも食べて『命を濃く』して帰ろうぜ」 ●MARCY(THE BAWDIES) 「始まった瞬間から気持ち悪い感覚に凄く不安になる。理不尽な怨念の恐怖に生きている人間の強さと生きていく為の心得。大切な事を教えてくれた、ばあちゃんは最強のヒーローだった。ホラー映画の釈然としない部分が無くなり新しい魅力が詰まった最高の映画でした!いままで負け続けてきたアイツらに勝てるかも!」 ●河口夏音(≠ME) 「こんなお家、絶対に住みたくない!と思いながら観ていたのですが、映画の前半と後半で違った楽しみ方ができる新しいホラー映画で、いままでに観たことのない展開が巻き起こり、ワクワクしました。怖いのはもちろん、笑いや感動もあり、ホラー映画を観てこんなに色々な感情になったのは初めてです。とにかくばあちゃん最高です!!」 ●大島てる(事故物件サイト管理人) 「舞台は、神奈川…かな?と思いながら観ていました。『ヤバい事故物件 だいたい神奈川』が業界での定説だからです。とても面白かったです!」 ●松原タニシ(芸人) 「押切蓮介と白石晃士、この2人がコラボするというのが、日本のホラーの定番を超えていくというすごさがある。恐いし、感情移入できるし、爽快感もある。僕がこうなったらいいな、と考えていたことを具現化してくれた1本。生きるためにしなければならないことを教えてもらえると思います」 ●ジャガモンド斉藤(映画紹介人、お笑いコンビ) 「絶望で殺す気なのか?と思うくらい怖い、怖すぎる…と思っていたら、後半からとんでもない方向に爆進するもんだから困惑。置いてかれた!そして、もう笑うしかなくなった。この映画、攻めすぎ!みんな!押切蓮介×白石晃士がJホラーをぶん殴りにやって来たぞ!」 ●あんこ(映画大好き芸人) 「あぁ、こんなの観せられたらほかのJホラーが物足りなくなるよ…。そう思っちゃう呪いを映画『サユリ』にかけられた…!!住んだらヤバかったというしっかりコワい事故物件系ホラーでは終わらない!ジメジメしたJホラーのイメージを吹き飛ばす熱量と爽快感にやられた!」 ●RaMu(タレント・YouTuber) 「もう絶対怖いじゃん見たくないよォ」 鑑賞↓ 「うわほらめちゃくちゃ怖いじゃん!!」 30分後↓ 「!?なにこの映画!!最高じゃん!!」 「と感情の起伏がおかしくなる新感覚Jホラー!Jホラーでワクワクすること中々ないよ!Jホラーが苦手な私でも十分に楽しめました!いや…めっちゃ怖いんだけどね」 ●Chilla’s Art(ホラーゲームクリエイター) 「ホラーが苦手な人でも比較的見ることのできる新感覚ホラーだと思います。南出凌嘉さんや根岸季衣さんをはじめとするキャストの方々の演技がとてもよく登場人物の表情や雰囲気に引き込まれました。『なんか目が離せない』そんな作品です」 ●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー) 「手緩さを一切感じさせない破壊的なホラー描写を目の当たりにして、うれしさと恐ろしさで震える。そしてなにより!この映画にはエネルギーが満ち溢れている!!容赦ない凶悪霊には容赦ない暴のマインドで立ち向かう!!死と生命のぶつかり合いを真っ向から描いた傑作だ」 文/平尾嘉浩