トランプ次期大統領「なぜ今売却したいのか?より価値のある企業に」日本製鉄によるUSスチール買収は不要との考え示す
アメリカのトランプ次期大統領は6日、自身が掲げる関税強化によって「USスチールは収益性が高く、より価値のある企業になる」として、日本製鉄による買収は不要との考えを示しました。 トランプ氏は自身のSNSで「関税政策でUSスチールは収益性が高く、より価値のある企業になるのに、なぜ今売却したいのか」と投稿し、自身の政策で経営状況などが改善するため、買収は不要との考えを示しました。 その上で、USスチールが「再び偉大な道を歩み始めるのは素晴らしいこと」と指摘し、「すべてがあっという間に実現する」と主張しました。 トランプ氏は、大統領選挙中にもUSスチールの買収を阻止する考えを繰り返し示していて、バイデン大統領の方針を引き継ぐとみられます。
フジテレビ,国際取材部
