「孫休暇」を県内初導入!最大5日の休暇 孫の看病や学級閉鎖にも対応 社会全体で子どもを育てる“共育て”を目指す 岐阜・大垣市
2024年10月1日より、岐阜県大垣市の『大垣市役所』にて、「孫休暇」が導入されることになりました。 県内では初めての実施となる同制度。導入の狙いについて担当者は、「職員の仕事と育児の両立を支援するとともに、社会全体で子どもを育てる“共育て”の機運醸成を図るため」と述べます。 以前より、「子の看護休暇(特別休暇)」の制度を導入していた大垣市役所。同制度を改正することで誕生した制度が“孫休暇”です。担当者によると改正の背景には、市職員の定年延長、共働き家庭の増加があったといいます。 今回実施した「子の看護休暇(特別休暇)」改正では、孫をもつ職員が父母の代わりに孫の看護などをしやすいように、対象者に“孫”を追加。対象となる子、孫の年齢を小学校就学前から15歳までに引き上げました。 また取得事由に、従来より取り扱われていた病気やケガの看病、予防接種などの付き添いのほか、入学式や卒業式への参加、感染症に伴う学級閉鎖を加えました。 「孫休暇」の取得日数は最大5日間で、有給で取得することができるといいます。