SpaceX、NASAとの共同プロジェクト「アルテミス計画」の画像を公開
月への道のりはまだ長そう
なお、スターシップは現在も開発中。スペースXは宇宙飛行士を月に着陸させる前に、スターシップを使って無人月面着陸を行う予定です。最近行われた6回目のテスト飛行では、ブースターが海に墜落してしまいました。 すでに、2028年9月に打ち上げ予定のアルテミス4ミッションに向けたスターシップHLSの開発も進めています。最新版のスターシップは、より多くの質量を月面に運ぶことができるだけでなく、月周回軌道上でNASAの月面宇宙ステーション「ゲートウェイ」にドッキングできるとのことです。 このスターシップ、定期軌道飛行の実現には近づいていますが、有人着陸システムとなると全く別の話。今回、公開された画像では非常に美しい宇宙空間が描かれていますが、実際にスペースXとNASAがこの野心的なスケジュールを達成できるかどうかは時が経てばわかるでしょう。
高橋真紀