ラリージャパンで大波乱! トヨタの最強王者にまさかのアクシデント…“魔のコース”で突如ストップの衝撃シーン
【WRC】第13戦 ラリージャパン(11月22日/デイ2) 21日(木)に開幕したWRC(世界ラリー選手権)の今季最終戦「ラリージャパン」。競技2日目最初のSS(スペシャル・ステージ)で、トヨタのセバスチャン・オジエがタイヤをパンクさせ、痛恨のタイムロスを喫した。 【映像】突如ストップで大波乱(実際の様子) デイ2、朝一番の戦いの舞はSS2「伊勢神トンネル」。全長23.6kmの長距離ステージで、その名のとおり途中にトンネルを通過する峠道だが、昨年は日本人ドライバーの勝田貴元がクラッシュした、トヨタにとって“魔のステージ”としても知られている。 今季ここでトラブルに見舞われたのが、通算8度のドライバーズチャンピオンを獲得してきた絶対王者のオジエだった。ステージ走行途中で左フロントタイヤのパンクに見舞われ、マシンをストップしてしまう。すぐさまコース上でタイヤ交換をしたものの、約2分のタイムロスとなってしまった。 SNSでは「午前中から波乱の様子」「今季のTGRはツキがないですね。お祓いしては如何かと」「トヨタのマニュファクチャラーは厳しいか?」と心配するコメントが並んだ。 さらにトヨタファンにとっては残念なことに、勝田貴元も同ステージでスローパンクチャーに見舞われてしまう。両者ともSS2のタイムは9位(勝田)、12位(オジエ)と下位に沈んだが、デイリタイアとはならず、その後も走り続けている。ラリー序盤から、逆転のマニュファクチャラーズタイトル獲得を目指すトヨタにとっては厳しい展開になった。 (ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)
ABEMA TIMES編集部