以前旅行した際の旧米ドル紙幣が家に残っているのですが、円に交換することはできますか?
古い米ドル紙幣が家の片隅から出てきたけれど、どこで両替や交換をすればよいのか分からないといった方はいるのではないでしょうか。旧米ドル紙幣は使えるところもありまますが、なかには発行年数などによって取り扱えない場合もあります。そのため、旅行に行く際はなるべく外貨を残さないように気を付けましょう。 そこで今回は、旧米ドルを円に変換する方法や使い道、海外旅行の際に外貨を残さないためのポイントを紹介します。
旧米ドル紙幣を取り扱っている銀行は少ない?
外貨両替ができる銀行や両替機は多くありますが、古い外貨を取り扱っているところはあまり見かけません。 各銀行の状況を見てみると、みずほ銀行は2024年3月31日に外貨両替のサービスを終了しました。その他、三井住友信託銀行や三菱UFJ銀行では、外貨両替を行っているようですが、旧紙幣の取り扱いに関する記述はないため、両替できる可能性は低いです。 もし旧米ドル紙幣などの古い外貨を両替するために銀行へ行こうと考えている方は、持っていく前に一度電話で確認しておくとよいでしょう。
旧米ドル紙幣はアメリカで使える?
アメリカへ旅行に行く予定がある方は、旧米ドルを円に変換しなくても大丈夫です。現地では旧米ドル紙幣をお金として使うことが可能です。アメリカンセンターのホームページでは、「新札に交換する必要はなく、アメリカ国内で使用できます」と記されています。
旧米ドル紙幣はメルカリなどのフリマアプリで売却できる?
旧米ドル紙幣を売却したいときに思い浮かぶのは、メルカリなどのフリマアプリではないでしょうか。しかし、メルカリなどのフリマアプリで旧紙幣の売却をする際は、注意が必要です。メルカリでは、現金や古銭の売買が禁止されています。 そのため、万が一旧米ドル紙幣を出品した場合、「取引キャンセル・商品削除・利用制限」などの措置を取られる可能性があります。 旧米ドル紙幣を安全かつ確実に売却したい場合は、買い取り業者に買い取ってもらう方法が一番よいと考えられます。買い取り業者であれば、ドルや円のレートに関係なく、旧米ドル紙幣の価値に合わせて売却できる可能性があります。旧米ドル紙幣にはプレミアがついている可能性もあるため、高額で売却できる場合もあります。