マイチェン「ヴェゼル」は何がどうよくなった? 新グレード「HuNT」の追加だけじゃない「魅力」と「もうちょい頑張ってくれ」な点をズバリ指摘
人気グレードの「PLaY」でもAWDを選べるようになった
コロナ禍や半導体不足などの影響をモロに受けてしまい、一時は納期が1年以上ともいわれていたヴェゼル。でも5月にマイナーチェンジを受けた最新モデルは、おおむね1カ月から3カ月程度の納期でスムースに手に入れることができるようになりました。 【写真】徹底チェック! 新型ヴェゼルの車内からデザインまで全部見せます(全112枚) 「以前、欲しかったけど納期が長すぎてあきらめた」という人にとってはいまがチャンスですが、では、MC(マイナーチェンジ)後のヴェゼルは何がどうよくなったのか? ご紹介したいと思います。 もっとも大きなトピックは、MC前は最上級グレードのPLaYでAWDが選べませんでしたが、MC後は選べるようになったこと。そして、日常はアーバンSUVとして使いながら、休日はアウトドアスタイルを楽しみたい人にぴったりな、「HuNT(ハント)パッケージ」が新登場したことです。 これによって、グレード構成が新しくなりました。ベースとなるのはガソリンの「G」、2モーターハイブリッドとなるe:HEVの「X」「Z」の3つ。新型コンパクトSUVのWR-Vが登場したことにより、「G」のFFは廃止となってAWDのみの設定です。ほどよい充実装備で手頃な価格を叶えた「X」には、専用エクステリアとなる「HuNTパッケージ」を用意し、フル装備となる「Z」には、遊び心と上質感をアップした「PLaYパッケージ」が用意されたことで、従来はPLaYでは選べなかったAWDが選べるようになっています。 まず、PLaYパッケージの詳細ですが、フロントグリルに配置したトリコロールの配色をアップデートしたほか、ドアロアーガーニッシュはアクセントを効かせたブルーに変更。インテリアにもライトブルーのステッチやピンストライプを配して、クールなアーバンスタイルを実現しています。 パワーテールゲートやパノラマルーフなどの上級装備が設定されているので、快適さや便利さをしっかりと手に入れることができます。