美人画から流行や暮らし解説 20日に富山県水墨美術館で講演会
県水墨美術館の企画展「江戸絵画の奇才たち 魅惑の摘水軒(てきすいけん)コレクション」の関連イベントとして20日(金)午後2時から、講演会「美人画に見る衣装と暮らし―江戸初期からの移り変わり―」が開かれる。 講師は江戸衣装と暮らし考証家の菊地ひと美さん(東京)。展示作品に登場する遊女や若衆、職人、子どもたちの装いや髪形から、江戸初期から後期にかけての流行や暮らしぶりなどを解説する。 定員70人で、先着順で受け付ける。聴講には当日有効の本展観覧券が必要。問い合わせは県水墨美術館、電話076(431)3719。 ◆展覧会案内◆ 同展は肉筆浮世絵や花鳥動物画で知られる摘水軒記念文化振興財団(千葉)の江戸絵画コレクションから、喜多川歌麿や葛飾北斎といった時代を代表する絵師たちの名品を紹介している。前後期で全作品を入れ替え、計100点を展示する。会期は11月10日(日)まで。開館時間は午前9時半~午後6時(入室は同5時半まで)。県水墨美術館と北日本新聞社でつくる実行委員会と県主催。
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