金子恵美氏「不満は相当上がってる」 衆院選大敗で自民党内に渦巻く怨嗟の声 「足引っ張った」幹部は
元衆院議員の金子恵美氏(46)が2日、日本テレビ系情報番組「ウェークアップ!」(土曜前8・00)に出演。10月の衆院選で大敗した自民党内の状況を明かした。 【写真】田崎史郎氏が「続投は微妙」と明かした自民党幹部 衆院選投票日の4日前に発覚した非公認候補側への2000万円支出問題。衆院選での歴史的大敗に大きく影響したと見られるが、政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は森山裕幹事長の責任問題について「来週7日に自民党の両院議員総会が開かれて森山さんに厳しい声が上がることが想定される。自民党がなぜこれだけ負けたかと分析すると、投票日の4日前に自民党の非公認候補に2000万円を配ってたことが明らかになった。これは石破さんが指示して出したわけではなく自民党が出してるわけです。そうなると自民党の責任者である幹事長、森山さんの責任が問われることになる」と説明。「どれくらい批判が上がるかによって続投するかどうかは微妙なところがあります」と森山氏の進退に触れた。 これを受けて、金子氏は「かなり大きいですよ、2000万円の問題は。各候補の不満は相当上がってますよ」と党内の声を明かす。キャスターの読売テレビ・中谷しのぶアナウンサーから「責任を取って森山幹事長の辞任もある?」と質問されると、「最後に足引っ張って“もう本当に執行部が”って思ってますよ」と候補者の思いを代弁した。 金子氏はまた、「政治とお金の問題を抱えていない議員も結局、全部巻き込まれたというような候補者の声は届いています」と話し、森山幹事長への批判が高まっている状況を説明した。