「母国の民主化を支援したい」 難民認定ミャンマー出身者が会見
国軍クーデターから3年が経過し、徴兵制の導入が発表されるなど緊張が高まるミャンマー情勢を受け、大阪出入国在留管理局で新たに難民認定された同国出身で大阪市に住む男女2人が14日、市内で記者会見を開き「日本で母国の民主化を支援したい」「帰国すれば殺されるかもしれず安心した」と心境を語った。 難民認定されたのはジャーナリストの女性(28)と、国軍と戦闘を続けている民主派の国民防衛隊に所属していた男性(32)。それぞれ昨年8月と今年1月に認定された。女性は「先輩記者が2人拘束され、今は刑務所にいる」と語り、男性は「今も仲間がジャングルで戦い続けている」と複雑な思いを明かした。