“万引き”で3度有罪、73歳男の生活習慣が裁判で明らかに 駅で野宿、朝6時半ごろに起きコンビニで犯行繰り返した「あやしいおじいちゃん」 富山
検察側は、被告の犯行は手慣れたもので大胆かつ悪質であること、「発泡酒を飲みたいがお金がないから盗む」といった身勝手かつ短絡的な犯行動機で酌量の余地はないこと、窃盗の常習性が認められ再犯可能性が極めて高いなどとして、懲役4年を求刑しました。 一方、弁護側は、被告が盗んだものは生活のため飲み食いするものに限られていて悪質性が高いとはいえないこと、起訴内容のアルコール飲料2本については、被害賠償が済んでいること、被告はまもなく74歳となり重い実刑を下されると、社会復帰が困難になることなどを挙げ、被告がすでに高齢者であることを考慮した、寛大な処分を求めました。 判決は、6月4日に言い渡されます。
チューリップテレビ