【ACLE】川崎Fファンウェルメスケルケン際が得点後ベンチに向かった理由明かす
<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):川崎F3-1上海海港(中国)>◇5日◇1次リーグA組◇第4戦◇U等々力 川崎フロンターレが上海海港(中国)に3-1で完勝し、3試合ぶりに勝ち点3を獲得した。 3点目を決めたDFファンウェルメスケルケン際(30)は試合MVPに輝いた。2-0の前半33分、裏に抜け出したFWエリソン(25)のクロスをMF瀬川祐輔(30)がスルー。フリーのファンウェルメスケルケンが右足でゴールネットを揺らした。「今日はふかさないことだけでした。ちょっとドフリーすぎたので心配でした」と安堵(あんど)の表情で語った。 得点を決めると、ベンチめがけて走って喜びを分かち合った。「僕がゴールが決まらなさすぎて、チームメートから、決めて決めてといつも言われていたので。やっと決めたよというのを分かち合うのと、あとはGKコーチのともさん(石野智顕氏)とシュート練習やっていたので。キックのアドバイスももらっていたので、決めたら絶対行きますと言っていたので、やっとそれがかなったのでよかったです」と明かした。 直近のリーグ戦で負傷退場したMF脇坂泰斗(29)主将からのリクエストもあったという。「ヤスに今日試合前に『サイくん今日決めてね』と言われたので、そうしたら決まったので。でも『(ベンチに)ヤスいねえや』って」と笑いを交えて振り返った。