【専門家】「気づけばぼーっとしてしまう」 不注意が気になるときの対処法
【日々やることの順番を決め、できるだけ崩さずに行う】 やるべきことをリストにすると、迷わず取り組みやすくなります。 また、やるべきことをルーチン化したほうが、過ごしやすい場合も。突発的な予定変更や変則的なスケジュールは、早めに伝えておくと混乱を小さくできます。 愛知県 小4保護者 いの スケジュールを頭の中で組み立てられず、一度にたくさんの指示を出されると動けなくなるうちの子。 家ではやることリストを書き出して、やる順番は自分で決めさせ、終わったものから線で消していくようにしました。 兵庫県 小3保護者 ゆり 一日のやることリストを作ったところ、やり忘れや、見通しがつかなくて不安になったり、次に何をすればいいかわからず固まったりすることが減りました。 【物を移動させない・決まった場所に置く】 学用品や身の回りのものを置く場所は固定しておくと、忘れ物を軽減することができます。 埼玉県 中2保護者 アルト 物の置き場は変えないようにしています。 場所を変える必要があるときや、新しい物を置くときには本人に相談してから場所を変えたり、決めたりするようにしています。 埼玉県 小3保護者 ひろさき よく鉛筆をなくすので、筆箱の鉛筆を入れるところに番号を振り、鉛筆にも番号をつけて鉛筆それぞれの部屋を決めました。 それからはほとんど鉛筆をなくさずに済んでいます。
【メモをしてわかりやすい場所に置く】 忘れてはいけないことはメモや付箋に書いて、必ず確認できる場所にはったり、おいたりして、確認する習慣をつけましょう。 たとえばランドセルの決まった場所や筆箱など、お子さまにとってわかりやすい場所がおすすめです。 またご家庭では小さなホワイトボードなどを活用して、必要なことはそこに書き込んでおくと、ミスを減らすことができます。 三重県 小4保護者 しずよ ランドセル用のメモポケットを使い、いつもメモはそれに入れています。 「明日体操着を持って帰ってきてね」などと書いたメモを入れておくことで、学校への置きっぱなしや忘れ物が減りました。 【課題を部分的に手伝う】 課題が難しくて集中できない場合があります。そんなときは、少しヒントを出したり、問題を読み上げたりしてもOKです。 福岡県 小5保護者 さお 課題が難しい、量が多いと集中できなくなります。 横に座って1問ずつ丸つけしたり、丁寧に書くとやり直しがないことをこまめに声かけしたりすると、スムーズに終わるようです。