【富裕層の割合】日本で「純金融資産1億円以上」の資産家はどのくらいいる?日本で富裕層が増え続けている「2つの理由」
まとめにかえて
今回は純金融資産1億円以上を保有する富裕層世帯が日本にどのくらいいるか、データをもとに確認しました。富裕層に共通するポイントを見てみると、意外にも日常生活で取り入れられるような実践的な内容が多いことに気付かされます。 例えば、共通点の一つとして、新NISAやiDeCoなどの税制優遇を活用して資産運用を始めている方が多いことが挙げられます。筆者がファイナンシャルアドバイザーとして資産運用の相談を受ける中でも、「新NISAを始めた」という声をよく耳にします。こうした制度は、手軽に資産運用をスタートするための第一歩として非常に有用です。 しかし、重要なのは共通点の3つ目にある「正しい情報を得る力」です。税制優遇があるからといって、制度を十分に理解せずに運用を始めてしまうと、思わぬリスクを招く可能性があります。特に現代は情報があふれており、何が正しい情報かを見極める力が問われる時代です。この力を身に付けるには、早い段階から正しい情報に触れる習慣を持ち、自分自身で考える力を養うことが欠かせません。 何事も簡単に手に入るものはなく、富裕層に近づくためには地道な努力が必要です。将来の自分をより良くするためにも、今日から富裕層に共通するポイントを意識して行動を始めてみると良いかもしれません。
参考資料
・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
山本 大樹