囲碁の藤沢里菜女流本因坊が最多勝・最多対局 新人王の三浦太郎四段は勝率8割超で1位
囲碁の日本棋院は27日、今年の公式戦成績を発表し、藤沢里菜女流本因坊(26)=女流名人=が53勝27敗(80局)で初の最多勝に決まった。藤沢女流本因坊は2年連続2回目の最多対局。 【写真】着物姿の(左から)藤沢里菜女流本因坊、上野愛咲美女流立葵杯、上野梨紗女流棋聖、謝依旻七段 藤沢女流本因坊は今年、女流名人戦三番勝負で上野愛咲美女流立葵杯(23)を下し、2期ぶりに女流名人に返り咲き。女流本因坊戦五番勝負では牛栄子四段(25)の挑戦を退け、5連覇を果たして史上2人目の「名誉女流本因坊」の資格保持者となった。プライベートでは11月に横塚力七段(30)と結婚。今後も藤沢姓で活動を続ける。 最高勝率は新人王のタイトルを獲得した三浦太郎四段(20)の.8039(41勝10敗)。連勝部門は六浦雄太八段(25)と鶴田和志七段(29)が13連勝で同数1位だった。別団体の関西棋院では、佐田篤史七段(29)が最多勝(30勝)に輝いた。