1月の観測史上最大積雪の弘前市 弘前公園では倒木も 立ち入り規制
青森朝日放送
青森県内で記録的な大雪の影響が続いています。 弘前市では4日、積雪が115センチとなり、1月としては観測史上最大を記録。 【上田恒輝ディレクター】 「こちらの木、もう道を完全に遮る形で倒れてしまっています」 【西田俊明記者】 「桜の景勝地として全国的にも有名な弘前公園です。雪の重みで木が倒れる恐れがあるとして、ほとんどのエリアを立ち入り禁止にして作業にあたっています」 一方、弘前公園では、安全確保のため、3日から園内への立ち入りを規制しています。除排雪などの作業を早急に進めたいとしていますが、解除の見通しは立っていません。 【岡山から来た人】 「動いた天守閣が見えたらいいなと思って来たんですけど、残念だわ」 弘前市公園緑地課によりますと、12月28日から1月5日正午までに、マツやサクラなど合わせて17本が倒木。そのほか枝折れも多数確認されたということです。 【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】 「マツはかなり年数の経った250年ほどのマツも含まれておりますので、雪の重みに耐えられず幹の途中で折れてしまうということが続きました」 「なるべくこういう被害につながらないような態勢づくりとかを改めて確認しながら、作業してまいりたいと思います」 板柳町にある加工用リンゴの仲卸業者の倉庫です。屋根が雪の重みで崩れないよう、パレットを積み上げて支えています。 【加工用リンゴ仲卸業者】 「ちょっとたわんだんですよ、ちょこっとだけ。これはやばいっていうので」 「年末年始で従業員もいないし、1人で下ろせる状況じゃないくらいドカ雪が降ったので」