ダイアナ元妃の弟チャールズ・スペンサー伯爵の新恋人、伯爵の元妻を訴える
ダイアナ元妃の弟、チャールズ・スペンサー伯爵が今年6月に3人目の妻との離婚を発表した。伯爵の新たな恋人がこの元妻を訴えるという騒ぎが起きている。新聞「テレグラフ」など複数のマスコミが報じた。 【写真】スタイルは永遠。ダイアナ妃が生み出した、伝説的ファッション63
報道によると訴えたのはノルウェー出身の考古学者キャット・ジャーマン。スペンサー伯爵が3人目の妻カレン・スペンサーとの離婚を発表したときに、すでに新恋人と噂されていた人物である。伯爵は2023年から作家で司祭のリチャード・コールと共に歴史に関するポッドキャスト「The Rabbit Hole Detectives」を配信しているが、ジャーマンもこの番組にホストとして出演している。ジャーマンは今月初めにカレンを「情報の悪用」で提訴した。詳細はまだ明らかになっていない。スペンサー伯爵の代理人はコメントを拒否、カレンの代理人も同じように拒否している。ジャーマンの代理人はまだ沈黙を守っている。
スペンサー伯爵は先週、ジャーマンとの関係を認める発言をしている。新聞「ロンドンタイムズ」のインタビューの中で「我々は親しい。まあ、十分に親しい」とコメントした。ジャーマンは過去に結婚し子ども2人をもうけているが、夫とはすでに破局していると伝えられている。伯爵とジャーマンが知り合ったきっかけは遺跡の発掘。伯爵家に代々伝わるオルソープの土地にはローマ時代の遺跡が埋まっていると言われ、伯爵はこれに長年興味を持っていた。だから歴史に関するポッドキャストの配信を始めたわけだが、それに先立つ2021年にこの遺跡の発掘を始めた。この発掘を担当したのがジャーマン。彼女は2023年にも発掘作業のために自分のチームと共にアルソープを再訪している。
一方、スペンサー伯爵が離婚を発表したとき沈黙を守っていた元妻カレンは、2か月後の8月になって初めて離婚についてコメントした。声明を発表し「みなさんと一緒にこの章を締めくくり、次の章を始めることを楽しみにしている」と宣言した。続けてカレンは「この美しい土地で過ごした間に学んだ素晴らしいことを振り返りつつ、プロジェクトの最新情報をお伝えするつもりだ」と言い、自分がまだオルソープに住んでいることを明らかにした。また気になるのは新プロジェクト。カレンは慈善家として活動しているが、声明では「これまでのメーリングリストにアクセスできないので、新しいウェブサイトでリストに登録してほしい」「より詳細を楽しみたい人のために、もっと深く掘り下げた内容をお届けする予定だ」と支持者やフォロワーに求めていた。新しいウェブサイトは今年の秋にローンチすると話している。カレンとジャーマンとの間に何が起きていたのか、カレンがこれから何を始めるのか続報を待ちたい。
