その“真意”は…プロ野球選手会未加入の選手(3)“メジャー帰り”では加入せず
2023年オフ、佐々木朗希(ロッテ)がプロ野球選手会から脱退していたことが報道され、大きな話題を集めた。しかしながら、佐々木朗だけでなく、メジャーリーグから復帰した選手を中心に選手会に加入していない現役選手は一定数存在する。ここでは、選手会に未加入の現役選手を紹介したい。
澤村拓一(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:184cm/105kg ・生年月日:1988年4月3日 ・経歴:佐野日大高 - 中央大 ・ドラフト:2010年ドラフト1位 2023年にメジャーリーグから電撃復帰した澤村拓一。プロ野球選手会には未加入のままとなっている。 2010年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着。29試合(200回)を投げ、11勝11敗、防御率2.03の活躍で新人王に輝いた。 2015年からは守護神に抜擢。リリーフの役回りに移ると、翌2016年には最多セーブ(37個)を獲得。期待に応える投球を見せていたが、2020年は防御率6点台と制球難に苦しみ、シーズン途中に千葉ロッテマリーンズへトレード移籍となった。 それでも、移籍後は息を吹き返し、22試合登板で防御率1.71をマーク。同年オフに海外FA権を行使し、ボストン・レッドソックスにメジャー移籍した。 メジャー初年度は55試合に登板し5勝10ホールド、防御率3.06の好成績を記録。翌2022年も49試合に登板していたが、2023年からロッテ復帰を決断した。 同年は体調不良もあって思うようなシーズンを過ごせなかっただけに、2024年は本領を発揮したい。
ベースボールチャンネル編集部