CHAI、12年のバンド活動に幕 「これからもずっと隣にいる」涙と笑顔で伝えた“NEOかわいいフォーエバー”
4人組バンド・CHAIが12日、東京・EX THEATER ROPPONGIで全国ツアー『CHAI JAPAN TOUR 2024「We The CHAI Tour!」』の最終公演を開催。1月からスタートした全17公演のツアーを締めくくり、2012年の結成から12年間におよぶバンド活動にピリオドを打った。 【ライブ写真】CHAIラストライブで“NEOかわいいをフォーエバー” CHAIは、マナ(Vo&Key)、カナ(Vo&Gt)、ユウキ(Ba&Cho)、ユナ(Dr&Cho)からなる4人組バンド。活動当初から「NEO(ニュー・エキサイト・オンナバンド)」を名乗り、2016年10月に開催されたオーディション『グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション』でグランプリを獲得。翌17年にアメリカのロックフェス『SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)』内「Japan Nite」に出演して注目を集めた。 17年に1stアルバム『Pink』を発表し、18年にはアメリカのインディーズレーベル「BURGER Records」からUSデビュー、イギリスの名門インディーズレーベル「Heavenly Recordings」からUKデビューをはたした。19年にはアメリカ、ヨーロッパ、日本をまわるワールドツアーを開催した。昨年9月には、初のセルフタイトルアルバム『CHAI』をリリース。 そして今年1月18日、公式サイトで「このたびCHAIは次のツアーを最後に『NEOかわいいをフォーエバー』(=かいさん)することにしました」と、本ツアーをもって解散すると報告。「CHAIがずっと発信してきた『セルフラブ』、なりたい自分になることをこれからも自分たちがかなえていくために、メンバーそれぞれの道を進むことにしました」と理由を添えていた。 この日のライブは、最新アルバム『CHAI』のオープニングナンバー「MATCHA」で開幕。同作収録曲はもちろん、『PINK』(2017年10月)『PUNK』(19年2月)『WINK』(21年5月)といったアルバム曲を網羅しつつ、初の全国流通盤となった『ほったらかシリーズ』(16年12月)の最初期曲なども採り入れた“オールタイムベスト”と呼べるセットリストを展開した。