ハッピーバースデー、タイガー・ウッズ! 49歳になったレジェンドにお祝いメッセージ続々
タイガー・ウッズ(米国)が12月30日に49歳の誕生日を迎えた。たくさんのお祝いメッセージとともに、これまでのスーパーショットや懐かしい映像などが数多く掲載された。 【写真】似ている?タイガー、娘サム、息子チャーリーの3ショット メジャー15勝のうち「全米オープン」で3勝と、全米ゴルフ協会(USGA)の主催の大会を制してきた。USGAは「貴重な映像」として、1990年に当時14歳のタイガーが「全米アマチュア選手権」をプレーする姿を公開した。コロラド州で開催された同大会はフィル・ミケルソン(米国)が制した。 「全米プロゴルフ選手権」と「ライダーカップ」を主催するPGA・オブ・アメリカは、「タイガーの誕生日にちなんで、彼のスイングを分析してみよう」とジャスティン・クラフト氏がスイングを解説。そして「49歳! 2026年にはPGAツアー・チャンピオンで戦える」とあと1年で米シニアツアーに出場できるとお祝いメッセージを贈った。 故アーノルド・パーマーがホストを務めた「アーノルド・パーマー招待」では8勝。「タイガー・ウッズは我々が見た中で最もゴルフ界を席巻した選手であることは間違いない」とパーマー氏のコメントを紹介し、在りし日のパーマーとタイガーが肩を組む姿をアップした。 今年の参戦は5試合のみだったが、9月に腰の手術を敢行し、12月には息子のチャーリーとペアを組んで「PNC選手権」に出場した。惜しくもベルンハルト・ランガー親子にプレーオフで敗れたが、タイガーのショットや軽快に歩く姿には、2025年への大きな期待を抱かせた。 米メディアは来年の参戦を予想。2月「ジェネシス招待」(2月13~16日・米カリフォルニア州リビエラCC)、4月「マスターズ」(4月10~13日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)、5月全米プロ(5月15~18日、米ノースカロライナ州クエイル・ホローC)、7月「全英オープン」(7月17~20日、北アイルランドロイヤル・ポートラッシュGC)への出場が見込まれる。 現時点では全米オープンの出場権はないが、主催するUSGAは特別招待でタイガーを迎えるだろうとされた。(文・武川玲子=米国在住)