「寝ない子」においしいお知らせ 「絵本コラボ」クッキー、味や材料にこわだりも
寝ない子は、おばけの世界に連れていきます――。あの人気絵本「ねないこ だれだ」とコラボしたクッキーが販売され、話題になっています。販売元企業につくったきっかけやこだわりを聞きました。 【画像】「ねないこ だれだ」のほかにも「バーバパパ」「ノンタン」も!絵本とのコラボクッキーはこちら
「即買い」「ますます寝れない」
先日、ロングセラー絵本「ねないこ だれだ」がクッキーになって登場しました。絵本を出版する福音館書店のXの「寝ない子の皆さんに、おいしいお知らせです」という投稿も話題になりました。 ポストには、「即買いした」「ますます寝れない!」「寝ない子向けに!」「食べたら連れていかれちゃう?」といったコメントとともに、2.2万ものいいねが付きました。
大人も懐かしい絵本とコラボ
「『ねないこ だれだ』まよなかのクッキー」を販売するケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」の担当者に聞きました。 「Cake.jp」では、「ノンタン」「100万回生きたねこ」などの名作絵本とコラボしたクッキー缶が人気で、これまで5冊の絵本とコラボしています。 担当者は「ギフト用としてや、大人も懐かしんで購入してくれるような、三世代にわたって愛されているロングセラー絵本とのコラボ商品が好評です。そこで今回は、1969年に初版が発売されて以来、50年以上愛されている『ねないこ だれだ』とコラボしました」と話します。 絵本のファンが一目で「ねないこ だれだ」のクッキー缶とわかるように、絵本の表紙をそのまま缶のデザインに採用しています。 「登場する主人公たちを模したクッキーが詰まっていて、まるで絵本から主人公が飛び出してきたかのような世界観を大切にしています」
原材料、味付けにもこだわり
実は、中に入っているクッキーにもこだわりがあります。 そもそもスイーツの中からクッキーを選んだのは、「比較的賞味期限が長く、ギフトでも渡しやすい常温のスイーツだから」とのこと。 このクッキーは小麦、卵、牛乳が不使用で、その食物アレルギーがある子どもも安心して食べられます。保存料、香料、着色料も使っていないそうです。 また、プレーン味のほかに、紫芋、ほうれん草、かぼちゃ味といった野菜パウダーを使った味のものも入っています。栄養バランスを考えてのことですが、野菜が苦手な子どもでも食べやすい味付けにしているということです。 「小さいお子さんでも食べやすいよう、サクッとほろける食感にもこだわりました」と担当者。 「真夜中というよりは、おやつの時間に絵本を読みながら、大人もお子さんも一緒に食べていただければうれしいです」 「ねないこ だれだ」の「ボードブック」が7月に福音館書店から発売されます。気になった人は、手にとってみてください。 (https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=7587)