【ドラフト】内野手５人指名に西武西口監督「バランスよくとれたが中継ぎの即戦力とりたかった」
＜プロ野球ドラフト会議＞◇24日 西武の西口文也監督（52）が「バランスよくとれた」と今回のドラフトを総括した。 【一覧】ドラフト会議・12球団指名全選手 抽選を2度外した末にドラフト1位指名で斎藤大翔内野手（3年＝石川・金沢）、2位には大商大の渡部聖弥外野手（4年＝広陵）の交渉権を獲得。「1位の斎藤君と（2位の）渡部君。この2人は上位で考えていたんで、良かった」と胸をなで下ろした。 斎藤については「守備だったら、今すぐにでも通用するかなと僕は捉えている。あとは打撃がもう少し上向いてくれば、すぐにでも1軍で活躍できるんじゃないかというぐらいのポテンシャルはあると思っています」と力説した。 渡部の魅力についても「やっぱり大きいのを打てるというところ。うちはそういう魅力のある選手が少ないので」と獅子の新たな大砲としての役割を担えると評した。支配下で野手5人を指名できたことには「二遊間を含めて内野手というところは補強ポイントだった」と狙い通りの補強ができた一方で、「中継ぎの即戦力をとれれば一番良かった」とやや不満が残る結果となった。
