名城大、中部大とのタイブレーク制し明治神宮大会の出場決定 2年ぶり9度目 愛知大学リーグ今秋王者のプライド見せた
◇4日 東海地区・北陸・愛知3連盟大学野球王座決定戦決勝 名城大5―3中部大(愛知・パロマ瑞穂)=延長11回タイブレーク 名城大が同じ愛知リーグの中部大との延長戦にもつれる激闘を制して優勝。2年ぶり9度目の明治神宮大会出場(20日開幕・神宮)を決めた。初戦は21日、環太平洋大(中国・四国3連盟代表)と対戦する。 試合は両チーム無得点で延長戦に突入し、10回からは無死一、二塁で始まるタイブレーク。勝敗が決したのは3―3で迎えた11回だった。2死一、三塁から佐藤光晟内野手(3年・熊本国府)が左中間への2点適時二塁打を放ってリード。最後は8回に登板した5番手の天野京介投手(1年・愛産大工)がリードを死守して優勝を決めた。 今秋の愛知大学リーグを制した名城大が王者のプライドを見せた。今年は中部大に春は2敗、秋は1勝2敗と苦戦しただけに、雪辱も果たして全国の舞台に臨む。
中日スポーツ