日産『キックス』新型、米IIHSの安全性能評価「トップセーフティピック」に認定
日産自動車は、コンパクトSUV『キックス』新型が、米国道路安全保険協会(IIHS)から2024年トップセーフティピックに認定されたと発表した。この評価は、IIHSが最近厳格化した新基準に基づくものであり、新型キックスの高い安全性能が実証された形となる。 「トップセーフティピック」に認定された日産キックス 新しい評価基準では、従来比82%増のエネルギーを用いた側面衝突試験や、後部座席の保護性能、歩行者衝突防止、全グレードでのヘッドライト性能など、より厳しい条件が設定されている。 小型オーバーラップ前面衝突試験と更新された側面衝突試験で「良好」評価、従来の中程度の前面衝突試験で「良好」評価、歩行者前面衝突防止評価で「許容可能」または「良好」評価、全グレードで「許容可能」または「良好」なヘッドライト性能、となることが求められる。 キックス新型は、これらの厳しい基準をクリアし、様々な実際の衝突シナリオにおいて乗員と歩行者を保護する能力を示した。 全グレードに標準装備される「日産セーフティシールド360」には、歩行者検知機能付き自動ブレーキ、車線逸脱警報、後退時自動ブレーキ、ブラインドスポット警告、後側方車両検知警報、ハイビームアシストなどの直感的な安全技術が含まれており、ドライバーに安心感と安全性を提供している。 さらに、新型キックスはモダンでアクティブなライフスタイルに適したスタイリッシュなデザインも特徴としている。
レスポンス 森脇稔