ブックマーク推奨! 6月に見たい劇場公開中の映画やNetflixなどのおすすめ配信ドラマまとめ
Netflixで配信開始されたばかりのドラマや、公開したての映画など、6月にチェックするべき配信ドラマ、映画をピックアップした。 【写真を見る】『マッドマックス フュリオサ』や『エリック』といった公開・配信されたばかりの作品などをチェックする
<劇場で公開中/これから公開の映画> ■『チャレンジャーズ』 ゼンデイヤ主演、監督は『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ。共演はジョシュ・オコナーとマイク・フェイストの若手実力派。ふたりの男を同時に愛するタシと彼女の虜になった親友同士の三角関係を描く。衣装を手掛けたのはジョナサン・アンダーソンで、音楽はトレント・レズナー&アティカス・ロスが担当。ファッション的にも見逃せない作品。 2024年6月7日(金)から全国公開。 ■『マッドマックス:フュリオサ』 前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から9年、『マッドマックス』シリーズの5作目となる『マッドマックス:フュリオサ』がついに5月31日に公開された。前作の15年前を描いた物語で、始まりはフュリオサの少女時代。幼きフュリオサは卑劣なバイカー集団に拉致され、追いかけてきた母を目の前で殺されてしまう。そのリーダーであるディメンタスへの復讐と故郷への帰還を誓い、彼女は長い年月をかけてその牙を研いでいく。 TOHOシネマズ日比谷などで全国公開中。 ■『関心領域』 主人公はアウシュビッツ収容所と壁一枚を隔てた邸宅で幸せに暮らす家族。空は青く、庭には花が咲き誇り、子どもたちが遊ぶ楽しげな声が聞こえてくるが、壁の向こうにある建物からは煙が上がり、不穏な音が鳴り響く。第76回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝き、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞と音響賞を受賞。そのほか英国アカデミー賞など世界の映画祭を席巻した話題作がついに日本で公開。(レビューはこちらから) 新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷シャンテほか全国公開中。 ■『ボブ・マーリー:ONE LOVE』 1976年、30歳にして国民的アーティストとなっていたボブ・マーリーは、彼の人気を利用しようとする国内の政治闘争のせいで、暗殺未遂事件に巻き込まれる。事件から2日後、ボブは怪我をしたままステージに立つが、身を守るためすぐにロンドンへ逃れる。その後ヨーロッパ主要都市を周るライブツアーを敢行し、世界的セレブリティの階段を駆け上がる。一方その頃、母国ジャマイカの政治情勢はさらに不安定化し、内戦の危機がすぐそこに迫っていた。深く傷ついたジャマイカを癒し内戦を止められるのはもはや政治家ではなく、アーティストであり国民的英雄であるこの男だけだった。 <話題の配信ドラマ> ■『エリック』 ベネディクト・カンバーバッチ主演のクライムスリラー。舞台は1980年代のニューヨーク、街はホームレスと回収されないゴミで荒れていた。主人公ヴィンセントは、大人気子供番組のクリエイターで人形使いだが、妻とはうまくいっていない。ある日9歳の息子エドガーが、通学途中に行方不明になってしまう。エドガーの失踪に対する自己嫌悪と罪悪感からヴィンセントは酒に溺れ破壊的になっていく。追い詰められた心は妄想のモンスター”エリック”を生み出し……。 Netflixで独占配信中、全6話。 ■『SHOGUN 将軍』 真田広之が主演とともにプロデューサーも務め、関ケ原の戦いに至る武将たちの駆け引きを描く戦国スペクタクル。FXプロダクションが制作したドラマシリーズのオープニング記録を塗り替える再生数でスタートし、最終回を迎えたあともファンや批評家の評価は高く、エミー賞の受賞も期待されている。共演は浅野忠信や西岡徳馬、二階堂ふみなどの名俳優に加え、日系ニュージーランド人俳優アンナ・サワイが日本語と英語を駆使し見事な演技をみせた。 ディズニープラスの「スター」で独占配信中。全10話。 ■『シュガー』 コリン・ファレルが主演の探偵ドラマ。私立探偵のジョン・シュガーは、ハリウッドの大物映画プロデューサーから行方不明の孫娘オリヴィアを捜す依頼を受ける。オリヴィアの車のトランクに死体があるのを見つけるが、翌日その死体は消えており、オリヴィアを追っているのは自分だけではないと気づく。さらにシュガーは複雑な過去をもつようで……。 AppleTV+で配信中、全8話。 ■『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』 舞台はアラスカ州エニス。太陽の昇らない極夜の夜、街の外れにある科学研究所に勤める学者たちが全員忽然と姿を消してしまう。捜査は難航を極めるも、ある時氷原で折り重なるようにして凍っていた科学者たちの遺体を見つける。しかも彼らは服を着ていなかった。一体彼らの身に何が起こったのか。溶けることのない氷の下に眠る呪われた真実が明らかになる。主演はジョディ・フォスターとカーリー・レイス。 U-NEXTにて見放題独占配信中、全6話。 ■『私のトナカイちゃん』 主人公ドニーを演じたコメディアンのリチャード・ガッドの実体験に基づく作品。ドニーは売れないコメディアン。バブでバーテンダーとして働きながら生計を立てていたが、ある日マーサと名乗る女性が店を訪れ、お金がないと泣いている。惨めに思ったドニーは紅茶を無償で提供すると翌日からマーサは、開店から閉店まで居座り、毎日何十通ものメールをドニーに送りつけるようになり……。 Netflixで独占配信中、全7話。
編集と文・遠藤加奈(GQ)