ジル・ビセンテのMF藤本寛也、首位スポルティング戦で今季リーグ戦初のベンチスタート。指揮官が理由を説明「バランスを…」
藤本寛也が所属するジル・ビセンテは現地時間22日、プリメイラ・リーガ第15節で、守田英正がプレーするスポルティングCPと対戦した。試合は0-0の引き分けに終わっている。ジル・ビセンテのブルーノ・ピニェイロ監督は、この一戦で藤本がベンチスタートとなった理由を説明した。ポルトガルメディア『O Jogo』が伝えている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 ジル・ビセンテが、首位スポルティングをホームに迎えた一戦。ここまでリーグ戦14試合で5ゴール3アシストをマークし、監督や選手が選ぶ9月と10月のリーグ最優秀MFにも選ばれた藤本は、今季リーグ戦では初のベンチスタートとなった。試合は、ジル・ビセンテが格上のスポルティングに対し、3倍以上となる14本ものシュートを浴びたものの、失点をゼロに抑えることに成功。貴重な勝ち点1を手にしている。藤本は、68分から途中出場。なお、守田は負傷により、ベンチ外となっている。 試合後、ブルーノ・ピニェイロ監督は「勝つことができなくても、負けないことが重要だったし、引き分けには満足している」と割り切った戦い方で、勝ち点1を獲得したことに満足感を示した。 そして、10番を背負う藤本をベンチに置いた理由は「彼はボールを持った時に素晴らしい力を発揮する選手で、とても賢く、戦術的にも強い。しかし、非常に組織的な守備を必要とする試合であったため、より守備に優れた選手であるファコ(ファクンド・カセレス)を起用した」と説明し、「可能な限りチームのバランスを取ろうとしたんだ」と語っている。首位相手に勝ち点1を獲得した10位ジル・ビセンテの次節は日本時間27日、敵地でアロウカと対戦する。
フットボールチャンネル編集部