DeNAルーキー・石田裕太郎が“マダックス”でプロ初完封 8回のピンチ抑え「もう1回行かせて」
◇プロ野球セ・パ交流戦 DeNA5-0西武(16日、ベルーナドーム) DeNAのドラフト5位ルーキー・石田裕太郎投手が、9回を100球未満で無失点に抑える“マダックス”を達成しました。 【画像】6月15日試合終了時のセ・パ交流戦順位表 初回、先頭の奥村光一選手にこそヒットを許すものの、後続を危なげなく打ち取ると、その後は5回まで4イニング連続で三者凡退に抑えます。 8回には2アウトから初めての連打を許しますが、その後この日2安打の奥村選手をサードライナーに打ち取りピンチをしのぐと、9回は先頭バッターを3球三振。そのまま3人で抑え、9回95球被安打4の無四球無失点。“マダックス”でのプロ初完封を達成しました。 試合後、お立ち台に上がった石田投手は「球数が少なかったのはストライク先行でいけたので、そこが良かったのかなと思います」と投球を振り返りました。 また、8回のピンチをしのいだ後には三浦監督と話し合う場面もあった石田投手。「『どうする?』と言われて、自分的にはまだもう一回いけるなという感覚があったので、『もう1回行かせてください』と言いました」とそのやりとりを明かしました。 また、最後には父の日ということで、観戦に来ているというお父さんに「いつもありがとうー!」と叫び、笑顔を見せました。