「私の焦点は金曜日の試合」ユナイテッドが招へいに動いているアモリム監督、「やりたいことは何でもやる」とスタンスを語るも「今は何も言うことはない」
マンチェスター・ユナイテッドが招へいを目指すスポルティングCPのルベン・アモリム監督だが、全くもって決断は下していないという。『ESPN』が伝えた。 ユナイテッドは28日、成績不振によりエリク・テン・ハグ監督を解任した。予てから噂されており、もっと早いタイミングでの解任もあったはずだが、27日にウェストハム相手に敗れたことを最後に、テン・ハグ監督のユナイテッドのキャリアは終わりを迎えた。 すぐに後任監督の招へいへ動き出したユナイテッド。テン・ハグ監督解任前から多くの候補者が出ていた中、アモリム監督に絞ったと見られている。 スポルティングもユナイテッドからの関心に対して声明を発表。ユナイテッドが設定されている契約解除条項を支払うことに興味を示していることを認めた。 ユナイテッドは獲得の意思を示している一方で、29日にタッサ・ダ・リーガでナシオナルと対戦したスポルティング。試合後、アモリム監督は記者会見で、ユナイテッドからの関心について改めて言及。何も決まっていないことを強調し、自身の決断はやりたいことをやるだけだと語り、次の試合に目を向けた。 「クラブの声明があり、それが現時点で存在する唯一のものだ」 「マンチェスター・ユナイテッドが興味を示している。しかし、それは私の選択でなければならない。全てが決まるまで、我々は騒ぎ立てるつもりはない。私には何も言うことはない。これまでもそうしてきたように、私はやりたいことは何でもやるつもりだ」 「興味を持っているクラブがあり、クラブに連絡を取り、契約解除金を支払う用意がある。それは私のコントロール外だ。今後数日で何が起こるか見てみよう。明日の私の焦点は、金曜日のエストレラ・アマドーラ戦の準備だ」 「これが最後の試合なのか、最後の試合が行われるのかは誰にも分からない。まだ決まっていないことだ。だから試合を分析しよう。決断したら、出てきて自分の決断を説明する。しかし、全ては決まっていなければならない」 「クラブの声明にあるように、それは私の決断だ。しかし、今中途半端なことを言うのは最善のことではないと思う」 ユナイテッドは今週末のチェルシー戦から任せたい意向があるようだが、アモリム監督がどういった決断を示すのか。プリメイラ・リーガで結果を残した手腕をプレミアリーグの舞台で披露するのか、注目が集まる。
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