ロシア西部、砲撃で5人死亡 住宅損壊、無人機攻撃も
ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州シェベキノに14日、ウクライナ軍の砲撃があり、5階建て集合住宅の一部が損壊した。グラトコフ知事は15日、現場で計5人が死亡したと明らかにした。 【写真】プーチン大統領が停戦交渉の用意あると発言 「東部・南部4州からウクライナ軍が全面撤収し、NATO加盟放棄すれば」
グラトコフ氏によると、同州内では無人機攻撃などでほかに2人が死亡した。 ベルゴロド州には隣接するウクライナ東部ハリコフ州内からの長距離攻撃が激化している。ロシアのプーチン大統領は14日夜、侵攻作戦に加わった軍関係者とモスクワ州内で会談。ロシア領内への攻撃を食い止めるため、ハリコフ州内でウクライナ軍を国境付近からさらに遠ざける必要があると述べた。