老後の大切な収入源なのに…「厚生年金・国民年金」から天引きされる「税金・保険料」4つ!
まとめにかえて
今回は厚生年金と国民年金の受給額や天引きされるお金について確認してきました。 将来おとずれる年金生活に不安をおぼえた方もいるかもしれません。 近年さまざまな国の施策もありますが、物価上昇による家計の圧迫は深刻な状態が続くことでしょう。 手遅れとなる前に、将来の年金以外の資産を積み増ししておくことを検討してみてはいかがでしょうか。 ではどのように不足分を準備したらいいのか。低金利の日本ではどんなに時間をかけても効率的に資産を増やすことはもはや不可能です。 そこで活用していきたいのがお金に働いてもらうこと=資産運用です。貯蓄とは異なり、資産運用にはリスクがともないます。大切なことは「長期・分散・積立」の3つのポイントをおさえることです。 リスクの許容度も人それぞれです。今は国も自助努力を後押しする仕組み、制度を用意してくれていますので、メリット・デメリットをきちんと把握した上でご自身に合った方法を取り入れてみてください。
参考資料
・厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から2.7%の引上げです~ 」 ・日本年金機構「Q.年金から所得税および復興特別所得税が源泉徴収される対象となる人は、どのような人でしょうか。」 ・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省「日本の公的年金は『2階建て』」
笹村 夏来