毎日15kgの教材を背負い肩こり悪化 「置き勉」と「タイヤ付きリュック」で楽に
学校の教材が多い。部活で必要な道具が多い。荷物が重すぎると感じた経験、一度はあるのでは? 毎日15kgほどのリュックを背負って登下校していた私ですが、体にどのような悪影響があり、それをどう解決したのかお話しします。(高校生記者・エリース=1年)
15kgのリュックを背負い猫背、肩こり…
私はものすごく心配性です。なので「家で使うかもしれない」と考えて、勉強道具は教室のロッカーに入れず、全て大容量のリュックに入れて持ち帰っていました。 中学1年から3年以上、ずっとこの生活です。毎日15kg近いリュックを長時間背負って学校に通っていたので、体に負荷がかかりすぎてたくさんの悪影響がありました。 例えば、重いリュックを亀の甲羅のように背負うことで姿勢が前かがみになってしまい、猫背の癖がついたこと。他にも肩こりがひどく、肩にリュックのストラップがこすれて痛みを感じることも。成長期ということを考えると非常に危険だったと思います。
「置き勉」を始めてみた
この状況はまずいと感じ、高校1年生の夏に改善をはじめました。まずは、家で使わないであろう地図帳や宿題の出ていない教科のノートなどは学校のロッカーに入れ、「置き勉」を始めました。 リュックも見直しました。ネットで検索して、底にタイヤが付いてスーツケースのように転がせるリュックを見つけました。 階段ではリュックを持ち上げる必要がありますが、それでも重いリュックを背負わず転がせるのはメリットです。肩に負担がかからないので、通学が非常に楽になりました。
肩が前より軽くなった
今では、肩が前よりも軽く感じるようになり、歩いているときの姿勢も前かがみになることがなくなりました。猫背の癖はまだ改善できていませんが、姿勢を気にかけるよう意識が変わったので、今後矯正していきたいです。 成長期真っただ中の皆さんも姿勢には気をつけ、改善したいなら早いうちに見直してみるのはいかがでしょうか。
高校生新聞社