吉田正尚、相手先発が左腕で復帰2戦目は欠場 0―4から逆転勝ちのレッドソックスは勝率5割復帰
◆米大リーグ レッドソックス8―6フィリーズ(12日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) 前日11日(日本時間12日)に負傷者リスト(IL)から復帰したレッドソックスの吉田正尚外野手(30)が12日(同13日)、本拠地・フィリーズ戦でベンチスタート。最後まで出番はなく、欠場となった。 左手親指痛でのIL入りから約1か月半ぶりに戦列復帰した吉田は、11日の同カード初戦に「5番・DH」で先発出場し、2打数無安打となっていた。実戦から遠ざかっていただけに、打席を重ねて感覚を磨きたいところだったが、この日の相手先発は左腕・サンチェス。指名打者には右膝痛で3試合欠場していた右打者のオニールが入った。 レ軍は0―4から4回に1点を返すと、5回は同点に追いつき、なおも2死一、三塁のチャンスで2番手右腕・ルイーズに対し、代打で左打者のバルデスを起用。そのバルデスが左翼にそびえる「グリーンモンスター」直撃の勝ち越し2点二塁打を放つなどし、8―6で逆転勝ち。勝率を5割に戻した。 コーラ監督は試合後、「オニールは明日、外野で出場する」と語った。13日(同14日)のカード第3戦のフィリーズ先発は右腕・ノラ。吉田の先発復帰に期待がかかる。
報知新聞社