「逃げられた!」「難しい」…夏の風物詩「金魚すくい」の営業スタート 子どもたちはポイを片手に奮闘
長野県中野市七瀬の金魚店「信州きんぎょ姫」は、金魚すくいを始めた。子どもたちがポイ(紙製のすくい網)を手に、夏の風物詩を楽しんだ。 【動画】大人も挑戦 金魚をすくう瞬間をスロー再生すると…
金魚は新潟県の生産者から仕入れ、全長6センチ前後。小赤やリュウキン、和金など10種100匹ほどが涼しげに泳ぎ回る。弟と一緒に挑戦した同市平野小学校6年の芳川琥珀(こはく)さん(12)=江部=は「網に(金魚が)乗ったけど、破れて逃げられてしまった。難しい」と悔しがった。
同店は2019年6月のオープンから金魚すくいを催していたが、新型コロナ下で21~23年は中止。今年は4年ぶりに再開した。代表の塩尻洋美さん(55)は「個体ごとに柄が違ってかわいい。上手に育てれば10年以上生きる」。メダカすくいもあり、ともに1回500円。8月末まで続ける。営業時間は午前10時~午後6時。水曜、木曜定休。