部下の女性に4年間「愛してるよ」 自衛隊でパワハラ・セクハラによる懲戒処分相次ぐ
自衛隊で相次ぐ不祥事です。 パワハラやセクハラなどを行ったとして隊員3人が懲戒処分を受けました。 陸上自衛隊八戸駐屯地にある第9施設大隊の男性1等陸曹54歳はいわゆるパワハラを理由に今日付けで停職5日の懲戒処分を受けました。 1等陸曹は2018年から2年間業務支援の見返りを求め、同じ中隊の後輩隊員から缶ビール12本と食事10回の提供を受けました。 また第9飛行隊の50歳代の男性尉官は、2018年から4年間部下の女性隊員2名に「愛してるよ」などと不適切な発言しセクハラ行為として戒告処分を受けました。 「話しやすい雰囲気を醸成するためだった」と説明したということです。 一方、陸上自衛隊青森駐屯地では、第5普通科連隊の20歳代の男性3等陸尉が演習中に部下の隊員に暴行を加えたとして停職1日の処分を受けました。 聞き取りに対し「部下が演習中に寝ていて両手が塞がっていたので足で押した」と話しているということです。