ボーフムとの入れ替え戦でもチームに貢献

デュッセルドルフでプレイする田中 photo/Getty Images

今季ブンデスリーガ2部で3位に入ったデュッセルドルフは、現在ボーフムとの1部・2部入れ替え戦に臨んでいる。 23日に行われた1stレグではデュッセルドルフが3-0と先勝しており、有利な状況で27日の2ndレグを迎える。そしてこの1stレグでもフル出場してチームに貢献したのがデュッセルドルフMF田中碧だ。 今季デュッセルドルフで評価を上げる田中については、1部でプレイするにふさわしい選手と称賛する意見が目立つ。独『Express』も来季のデュッセルドルフがどんなチーム構成となるのか注目しているが、田中の去就が極めて重要なものになるとの見解を示している。 「田中はまったく素晴らしい。彼の契約は延長されるべきだろう。あるいは、クラブレコードとなる移籍金で彼を売却するかだ。他の選手に比べて市場価値は低いが、彼は日本代表でも力を常に示している。 20年前にはそんな議論はなかったかもしれないが、今の日本サッカーの強さは上位国にわずかに劣っているだけだ」 今季2部で7ゴール3アシストの結果を残した25歳の田中については、デュッセルドルフの結果に関わらず1部のクラブへ移籍した方がいいとの意見もある。実際にマインツなど1部クラブからの関心も伝えられていて、ステップアップは目前だ。 まずはデュッセルドルフの1部昇格に貢献したいところだが、今季を最高の形で締め括れるか。