【JBC2歳優駿】地元ソルジャーフィルド大金星 3馬身差完勝で4年ぶり“奪還”
地元ホッカイドウ競馬所属の5番人気ソルジャーフィルドが、直線外から伸びて重賞初制覇。昨年まで3年連続で制した中央勢が人気を集める中、20年第1回のラッキードリーム以来、4年ぶりに地元勢がタイトルを奪還した。 後方から押し上げ、直線一気に突き抜けた。1分54秒5の走破タイムで2着の中央所属馬グランジョルノに3馬身差をつける完勝。前走に続き2度目の騎乗だった小野楓は「とてもうれしい。JRAの馬もいて前も流れるだろうと腹をくくって後ろからしまいを生かした。一気に弾けるぞという抜群の手応えだった」と振り返った。川島洋師は「ここ最近の中では一番いい感じだった。(先行勢が)前がかりでハマるなと思ったが、よく勝ってくれた」。次走は全日本2歳優駿(川崎、12月11日)を視野に入れる。 ◆ソルジャーフィルド 父ルヴァンスレーヴ 母アイルゴーバック(母の父アッミラーレ)22年4月27日生まれ 牡2歳 北海道・川島洋人厩舎 馬主・本城 生産者・北海道日高町のグッドラック・ファーム 戦績7戦4勝 総獲得賞金4474万円