大学卒と高校卒ではどのくらい賃金が違う? 最新の賃金情報をチェック!
覚えておきたい奨学金
大学の学費を支払うことが難しい場合は、奨学金を活用することを検討してみましょう。奨学金を借りるなどして大学に通うと、大学在学中や、就職してすぐのころは、経済的に苦しいかもしれません。しかし、長期的にこつこつと働いていけば、学費は返済可能です。 奨学金には、返済する必要がない給付奨学金と、自分で返済する貸与奨学金があります。そして、大学生が借りることのできる貸与奨学金には、日本学生支援機構のものを例に挙げると、利子の付かない第一種奨学金と、利子の付く第二種奨学金があります。ともに申し込み資格の条件や、学力の基準などが設けられているので、奨学金での大学進学を考えている場合、事前に詳細を確認しておくと安心です。 奨学金についてさらに詳細を知りたい場合は、独立行政法人日本学生支援機構のホームページをチェックしてみましょう。
まとめ
最近は、私立大学の学費が値上がりする傾向が見られます。確かに、大学に通うには、少なくとも4年間で200万円以上の学費がかかるため、家庭にとっては大きな出費です。しかし、生涯で見ると、高校卒で働きはじめるよりも、大学卒で働いたほうが、多くのお金を稼ぐことができます。 高校卒と大学卒の賃金差を認識したうえで、進路を検討するようにしましょう。 出典 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査速報 独立行政法人日本学生支援機構 執筆者:下中英恵 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
ファイナンシャルフィールド編集部