東地区の本命 ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム（右）とジェイレン・ブラウン（Getty Images）

こんにちは！　YouTube「まっつんのだべり場」を運営しているまっつんです。今シーズン開幕に合わせて新連載「まっつんのNBAだべり場」がスタートしました。月1回、NBAの最新情報や八村塁、渡邊雄太の現状などをお届けしてます。 日本時間4月15日に2023-2024シーズンの全日程が終了しました。これからNBAではプレーイントーナメントで東西の7位、8位が確定し、いよいよプレーオフに入っていきます。NBAファンならこの時期が一番ワクワクする頃じゃないでしょうか。ここから今シーズンの優勝を決める戦いが6月まで繰り広げられるのですが、今回は今シーズンの優勝候補チームについてお伝えします。 ■優勝候補大本命は、ボストン・セルティックス！ 今シーズンの大本命は、東地区のボストン・セルティックスです。今季彼らはシーズン64勝を記録し、勝率はNBA全体で圧倒的1位、東2位のニックスとも14ゲーム差をつけており、まさにぶっちぎり首位でシーズンを終えました。 今シーズンのセルティックスはオフェンス力はリーグ1位、ディフェンス力もリーグ3位と攻守ともに圧倒的なチームに変貌しました。エースのジェイソン・テイタム&ジェイレン・ブラウンは今シーズンも好調で、2人で1試合50得点は取れる破壊力を持っていますが、彼ら以外の選手の成長や、新加入した選手の影響が大きく目立ったシーズンでした。 ■圧倒的なディフェンス力を持つデリック・ホワイト 今シーズン大きく成長した選手がデリック・ホワイトです。ホワイトは2021-2022シーズンにセルテックスに加入し貢献してきましたが、今季はリーグを代表するディフェンダーに成長し、相手エースを抑える役割を担ってきました。昨シーズンにもオールディフェンシブチームに選ばれましたが、今シーズンは昨シーズン以上の力を発揮し、ガードながら相手のビックマンも抑える場面もあり、チームでのディフェンスの要としての立ち位置を確立しました。 また攻撃面でもスリーポイントの確率が1試合平均39.7%もあり、アウトサイドのシュートはもちろん、ボールハンドリングも良い選手なので周りを生かすことができ、万能タイプの選手です。そこに今シーズンから加わったディフェンスのスペシャリストであるホリデーが加わり、一気にガード層が厚くなりました。