米人気歌手(70)、肌の角質が”剥がれる"持病とのポジティブな向き合い方をシェア
シンディ・ローパーは、自身のヒット曲「Girls Just Want to Have Fun」でも歌っている通り、本当にただ毎日を楽しみたいだけなのだろう。先日、アメリカのヘルス専門誌『Prevention』のインタビューに応じた彼女は、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)という持病を抱えながら、どのようにしてメンタルヘルスと最高のパフォーマンスを保っているのか、率直に明かした。 【写真】80年代を代表する、ポップ界のスター!シンディ・ローパーのパワフル&キュートな瞬間20選
シンディが尋常性乾癬と診断されたのは2010年のこと。世界を渡り歩くトップスターといえど、専門医を見つけるまでは何年も苦しんだという。 「私にとってこれは、ただの発疹ではありませんでした。私の体全体に関わる問題だったのです。症状が出始めた頃は、とにかく腕の後ろ側が燃え上がるように熱くて。その時はとにかく、前開きのシャツを着ればいいと自分に言い聞かせていました」 シンディは当時、医師に相談する前に既にテレビ出演のスケジュールが入っていた。そのため、スプレーを使って自分でペイントして隠そうとしたこともあったという。「もっと早く専門医に診てもらうべきでした」、そう彼女は明かした。 現在、シンディはヘルスケアを専門に扱う会社ノバルティスと提携し、乾癬に悩む人々に対し 「必ず専門医師に診てもらう」よう、積極的に発信を続けている。また、彼女はこの病気が肌の色の違いによって、まったく異なる見え方をする点についても指摘。 「数年前、この病気への認知度はそこまで高くありませんでしたが、今は状況が変わりつつあります。専門医は、この病気が人によって見え方が変化するという事実をきちんと理解しており、日々知識を深めています」と説明した。 アメリカ・オハイオ州にあるクリーブランド・クリニックによると、皮膚にプラークと呼ばれる厚いうろこ状の斑点ができるプラーク乾癬(かんせん)は、慢性的な自己免疫疾患で、細胞の増殖が非常に速い。肘、背中、膝、頭皮などによく発症する。 以下では、シンディが持病を抱えつつも最高の人生を送るために意識していることを紹介。