“ゴジラシューズ”がアカデミー賞で話題に 山崎貴監督らが着用した靴に問い合わせ殺到
日テレNEWS NNN
アメリカの映画の祭典アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した、山崎貴監督の映画『ゴジラ-1.0』。日本作品で初めて『視覚効果賞』受賞という快挙が注目されるなか、登壇者が履いている“ゴジラシューズ”が話題となっています。 【画像】『ゴジラ-1.0』 山崎貴監督が語る“日本ならではのワザ” 山崎監督ら4人が履く靴のヒール部分には、“ゴジラの手”。鋭い爪が光るゴジラの手がかかとになっています。強烈なインパクトを放つこの靴が世界中に配信された結果、日本国内だけでなく海外からも注目されています。
この“ゴジラシューズ”をデザインしたのは、アパレルブランド『ha | za | ma』のデザイナーである松井諒祐さん(35)。松井さんによると、2021年公開の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の舞台挨拶の際、俳優の浜辺美波さんに、“かかとが銃の形をした靴”を提供。それを見た『ゴジラ-1.0』のプロデューサーがその靴を気に入り、今回の映画用の靴を発注したといいます。 “ゴジラシューズ”は、日本国内の舞台挨拶でも実際に使用。さらに、映画の公開期間にあわせ、去年の10月31日から、コラボ商品として2023年12月1日までは受注販売もされていたといいます。その後、『ゴジラ-1.0』が様々な賞レースで賞を獲得するようになると、授賞式ごとに山崎監督らがこの靴を着用。今回、アカデミー賞授賞式に出席する4人のために、改めて“ゴジラシューズ”を送ったといいます。 松井さんは、アカデミー賞の行方を日本国内でチェックしており、「朝からレッドカーペットで靴の画像がバズっていたので、その対応をしていた。“この靴はどこで買えるの?”などと数多くの問い合わせが来すぎていて、追い切れていないほどです」と、その反響ぶりを明かしました。 ドレスシューズの値段は、8万8000円(税抜)となっており、現在は販売していないものの、夏頃に即売会で販売予定だということです。